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KAYOKO-香蓉子-≪羞恥露出の虜になるまで≫
第7章 解放され、束縛される香蓉子
遠足のグループも、社会見学のグループも。

バスでも席は隣同士。仙石先生の後任の笹谷先生は、特に、前任者に問題があったのはわかるけど、簡単にそれを異動させてしまう、真菜ちゃんママや真菜ちゃんの家に、ビビっていたたのだと思います。だから、真菜ちゃんが、

「先生」

と、言うと、何でも受け入れている感じでした。お陰で、私も救われることも多かったのは事実。

私には天敵がいたのです。

幼稚園以来の腐れ縁の「はやとくん」こと、松井駿斗くん。そして、上田智也くん、坂本明くんの三人。

上田くんも幼稚園以来の腐れ縁。口が悪くて、人の悪口をいうのが大好き。人が嫌がることなら、何でもするタイプ。

坂本くんは、デブでキモいだけでなく、嘘やデマを流すのが好き。あることないこと、勝手に妄想して、あたかも事実のように話すワル。

ただ、この三人。共通項があって、みんな父親か両親が医者なのです。真菜ちゃんのパパも医者ですが、学校というところは、先生方はみんな医者は偉いと思っているので、忖度します。

私みたいに、母子家庭なんて、クソ扱いです。真菜ちゃんにくっついていないと、何をされるかわからないのは、仙石先生の例でも明らか。

上田くんのご両親はともに医者で、勤務医。お父さんは真面目な医者という感じですが、お母さんは、変わり者。人の悪口を言うのが大好き。ド派手で、自慢話が大好き。しかも、尾鰭が付き過ぎて、どこまでが本当なのか全然わからないという感じだったそう。

坂本くんの家は、病院経営。曾祖父が有名な医者で、お祖父さんは引退していますが、元医師会の会長。お父さんは養子さんですが、医者。なので、坂本くんは、期待の星。勉強はできないけど、陰謀が好きなタイプ。嘘やデマを流すのが好きで、しかも、巧妙な嘘をつくので、先生もコロッと騙される、もしくは、家への配慮があるので、騙されたフリをするので、最悪でした。

みんな、いろいろ被害を受けていましたが、私は真菜ちゃんが、本当に、

「香蓉子ちゃんは、私が守る」

という言葉通り、守ってくれていて、助かったのは確かなことです。結果的に、それは、私が真菜ちゃんに依存することにつながったのですが。
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