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KAYOKO-香蓉子-≪羞恥露出の虜になるまで≫
第8章 発達障碍の問題児たちに悩む香蓉子
あとは、坂本くん。真菜ちゃんが言うには、

「そもそも、医者の子で、あのデブさは異常。太腿が擦れて走れないのも異常。食べるのを止めない家族も頭がおかしい。それに、あの体型まで食べ続けられるって、どこかに異常がある証拠。普通は、お腹がいっぱいってなって、食べるのをやめるはずなのにね。そのくせ、学校の給食はほとんど食べないでしょ。ま、クソまずいから仕方がないのかもしれないけど」

という感じ。確かに、それは思いました。普通、お腹がいっぱいになったら食べるのをやめるはずで、そうだとしたら、あんなには太らないはず。。。給食はほとんど食べないのに、、、太る???

そういえば、、、母が、

「坂本くんのお祖父さんとお祖母さんが、いつもパート先のスーパーに来て、すごいお肉とお寿司を買っていくのよ」

と、言っていたのを思い出した私。。。そうか、お肉とお寿司を食べるから太るんだ、って思った。真菜ちゃんにそれを伝えると、

「ね。だから、おかしいんだって。お肉とお寿司だけで大きくなったから、あんな体型になるのよ。健康のためには、野菜も肉も魚も御飯もバランスよく食べないといけないのに、そんな偏食だから、あんな体型なのね」

と、笑っていた。私が、

「へんしょく?」

と、訊くと、

「偏った食事という意味。同じようなものばかり食べて、偏っていること」

と、教えてくれました。何でも知っている真菜ちゃん。難しい言葉も使うし、説明できるし、凄いって思ったわ。



2年生になっても牧田くんは、

「ひゃほっーーーーーーーーーーー!!!」

とか、

「うひゃひゃひゃひゃ!!!」

とか、叫びながら、廊下を全力疾走で運動場に駆け出し、自由を求め。

上田くんも、

「俺は、天才だ!!」

「俺は、全部知っているぞ!!」

「俺は、ディズニーランドもディズニーシーもUSJにも行ったことがあるんだぞ!!!」

「俺は、アウラニもディズニーワールドも行ったことがあるんだぞ!!!」

「俺は、JAXAだけじゃない、NASAにも行ったことがあるんだぞ!!!」

「俺は、俺は、神だ!俺を敬え!!!」

とか、授業中に叫び出し。二年生の間に、神になった上田くん。

「上田の『うえ』の字は『かみ』って読むんだ。だから、『かみだ』って呼ぼう」

とか、言い出す男児がいて「かみだ」と呼ばれていました。
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