この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁愛
第8章 突然の訪問
優が帰ってきてもう一か月が経っていた。

相変わらず、栞奈はちゃんと寝ていない…平均睡眠時間は2時間~3時間程度だった。

でも、仕事と家事は手を抜かず頑張ってこなしていた。

いつもの様に仕事から帰り夕飯の準備をしていると、

玄関のインターホンが鳴った。

ピンポーン♪

「はーい」

栞奈がドアを開けると、そこには可愛らしい女性が立っていた。

「あの・・・」

「私、前坂さんと大阪で一緒に仕事をしていました、新庄と申します」

栞奈は声を聞き、ドキッっとした。

『この声…あの時の…』

栞奈は動揺し、言葉が出なかった。

「どうかしました?」

美和の言葉で我に返る…。

「あぁ、失礼いたしました。主人がお世話になってます」

「いいえ、こちらこそいつも、お世話になっています」

二人は挨拶を交わす…

「あの、主人はまだ会社から戻って来ていませんが…」

「あれ、連絡してないのかな…」

「えっ?」

「実は、大阪から用事があって東京に来たので、ご挨拶にって言ったら
 自宅に来てくれとの事だったので、奥様には電話で伝えておくと言っていたのですが」

「そうだったんですね、忙しいのかしら…とりあえず中へどうぞ」

栞奈は家の中に招き、リビングに通した。

「コーヒーで良いですか?」

「えぇ、お気遣いなく…」

栞奈は、キッチンへ向かう。

『あの、女性の声は間違いない、優の携帯に出た女性だ…』

その時、栞奈の携帯に優から電話が入った。

「もしもし」

「あぁ俺、あの、大阪の会社の人が家に行くから」

「もう、来てるわよ」

「そうなの?俺も今からすぐ帰るから」

「分かった、待ってる、気を付けてね」

動揺しないように、コーヒーを持ちリビングに向かった。

/248ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ