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禁愛
第8章 突然の訪問
栞奈から体を離し、

「お水飲む?」

「うん…今日は飲んだなぁ」

「飲みすぎよ…」

「このくらい大丈夫だよ」


しばらくして美和がお風呂から上がってきた。

「お風呂、ありがとうございました」

「お湯加減大丈夫ですか?」

「えぇ、とても気持ち良かったです」

美和はソファーに座った。

「じゃぁ、俺が次は風呂入ってくるから」

「酔ってるのに大丈夫?」

栞奈が心配そうに聞くが優は大丈夫といい浴室に向かった。

また美和と二人きり…。

栞奈は、思い切って電話の事を聞いた。

「新庄さん…あの…」

「なんですか?」

「あの…どうして…」

言いにくそうな表情を浮かべてると、美和が

「どうして電話にでたかって事?」

栞奈の心がビクンとなった。

「えぇ…どうして電話にあなたが出たの?」

「想像にお任せします…フフフ」

美和は何も言わずただ笑みを浮かべていた。

「ちゃんと、答えて…」

声を震わせ栞奈が言った。

「愛し合った後って事よ」

愛し合った後…。栞奈は何も言い返せなかった。

呆然としている栞奈を見て、美和は話を続ける…

「優って、ベッドの上でも激しいのね…」

「やめて…」

「奥さん、優に電話の事言わなかったのね…助かったわ、お礼を言わなきゃね
 ありがとう」

嫌味にお礼を言われ、自分が優に電話の事を言わなかった事を後悔した。

「奥さん、どうして私を怒らないの?もしかして…優を愛してないの?」

「怒る気にもなれないのよ…」

栞奈は、精一杯答え、二人は沈黙になった。

しばらくして優がお風呂から上がってきた。

「栞奈、ビールちょうだい」

「まだ飲むの?」

「一本だけ、美和も飲むか?」

「じゃぁ、いただこうかな」

栞奈はビールを2本持ってきて優に渡した…

この二人を見てるのが耐えられなくなり、

「優、私、先に休んで良いかしら?」

「うん、構わないよ…俺達もこれ飲んだら休むから」

「ごめんなさい…新庄さん二階にお布団準備してありますから、ごゆっくり」

「ありがとうございます、おやすみなさい」

栞奈はリビングを出て寝室に向かった。
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