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禁愛
第8章 突然の訪問
「やめて…」

栞奈が声を出すと、美和はキスをやめ…

「起きてると思ってました…私、必ず奪いますから…あなたから
 優を、返してもらいます」

美和は、部屋を出て行った。

何が起きたの?奪う?返してもらう?何?

優を見ると優は気持ちよさそうに寝てた…。

「優…私はここだよ…私はこっちだよ…」

栞奈の目から涙が溢れた…。

『罰が当たったの?私が優を裏切ったから?ごめんなさい…ごめんなさい…』

栞奈は全く眠れず、この日もずっと泣く事しか出来なかった。

朝が来て、窓から灯りが差し込んできた。

栞奈は体を起こし、着替えをしてリビングに向かった。

鏡を見るとやはり、酷い顔をしている…。

「もう…嫌だ…」

栞奈は、朝食を作るまで時間がある為タオルで目を冷やす。

「気持ちいい」

冷たいタオルは腫れた瞼にヒンヤリとしてとても気持ちが良かった。

少しして、栞奈は朝食の準備を始めた。

『顔を合わせるのは少しの時間だけ…』

朝食を作り終えたくらいに、優が起きてきた。

「おはよう」

「おはよう、二日酔いしてない?」

「うん…大丈夫」

優は、栞奈を後ろから抱きしめた。

栞奈の髪に顔をうずめる。

「新庄さん起きてくるわよ…」

「昨日の夜中、栞奈がキスしてくる夢見た…」

ズキっと胸が痛んだ…。

『私じゃない…』

優は、栞奈の首筋にチュっとキスをした。

「ひやぁっ!」

急にされたので栞奈はビックリした。

優は栞奈の耳を舐めてきた…

「あっ…優…何?」

「いますぐ抱きたい…」

「ダメよ…ほら…準備してきて新庄さん起きてくるから…」

「そうだな」

優はニコッと笑い、洗面所へ向かった。

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