この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁愛
第10章 大阪…
『罰が当たったのね…優を裏切ったから…』

栞奈は、このまま東京に帰る事にした。

そんな時、優から着信が入る…

栞奈は電話に出る事はせず・・・・無視をした。

そして、優からメールが入る。

(栞奈、ごめん…今どこに居るんだ?
 栞奈が来てくれて凄く嬉しかったのに…あんな言い方してごめん
 戻ってきてくれ…頼む…ちゃんと話したい…)

栞奈はすぐに返事を返した。


栞奈:(何を話すの?大阪には美和さんが居るし私は必要ないでしょ…
 帰ります…)

優:(美和は関係ないよ…本当に薬と食糧を買ってきてくれただけなんだ…)

栞奈:(そう…お大事に…風邪早く治してね)

そう送ると栞奈は携帯の電源を切った。

あの写真を見せられ、何を信じろって言うの?

そう思うと、涙が溢れ止まらなかった。

人が振り返りながら、栞奈を見ていく…

その時…

「栞奈!」

顔を上げるとそこには、亨の姿があった…

「立花君…どうして?」

「栞奈どうして、お前がここに居るんだよ…」

栞奈は、その場に座り込み泣き崩れた…。

亨は栞奈を抱き寄せ背中を擦った。

周りの目など気にしてられなかった。

亨は栞奈を立ち上がらせ…

「どうした?栞奈…何かあったのか?」

栞奈はただ泣くだけで離せる状態じゃなかった。

「少し、歩けるか?」

「うん…」

そう言うと、亨は近くの公園に行き、栞奈をベンチに座らせた。

「栞奈、どうした…」

亨は栞奈の肩を抱き、泣き止むのを待った。

少し経ち、栞奈も少し落ち着いた。

その時、亨の携帯がなり

「もしもし。俺だ…あぁ・・・・・うん・・・・悪いが今日はキャンセルだ…
 いや…仕事は何もない・・・・・いや・・・・出来るだけ早く帰るよ・・・・
 店、頼んだぞ・・・・・何かあったら連絡してくれ・・・・・」

この時、亨が仕事で大阪に来ている事を栞奈は知った。

「立花君・・・・仕事中だったんでしょ?・・・・・ごめなさい・・・」

「良いんだよ…お前はどうしてここに居るんだ?何かあったのか?」

栞奈の荷物を見て、旦那の所に来たのだと思ったが

亨は栞奈が話をするまでじっと待った。

/248ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ