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禁愛
第10章 大阪…
栞奈は、電話には出ようとしない。

「出た方が良い…」

「嫌よ…」

「このままな訳にはいかない…出た方が良いよ、俺、外でタバコ吸ってるから」

そういうと、亨は車から降りた。

栞奈は仕方なく電話に出る

「栞奈?良かった…今どこ?」

「東京よ…」

「栞奈・・・本当にゴメン。あんな言い方して
 せっかく来てくれたのに…本当にごめん」

「もういいわ」

「良くないよ…栞奈が来てくれて本当にうれしかったんだ…」

優は、必死に栞奈に謝る…しかし栞奈は写真の事が頭から離れなかった。

「ねぇ…優…美和さんとはどういう関係なの?」

「美和とは…その…同僚だよ」

優の動揺した声を聞き…

「ずいぶん動揺してるのね…」

「何もないって・・」

「じゃぁどうして、裸で寝ている写真を彼女が持ってるの?」

「何の事?」

「マンションから出た時に、彼女に会ったわ…あなたが裸で寝ている写真を見せられて
 彼氏が心配だって言ってた…でも離婚してとは言わないから心配しないでって…」

優の声が止まった…それから何も話そうとはせずただ、黙っていた。

「優?本当の事を教えて…」

「すまない…」

優は栞奈に謝罪し、一方的に電話を切った。

電話を切られ、栞奈は確信をした。

涙も出ず、呆然としていると、電話を切った事を確認し

亨が車に戻って来た。

「栞奈…話せたのか?」

「切られちゃった…」

「そうか…」

亨は栞奈を抱き寄せ強く抱きしめた。

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