この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁愛
第14章 展開
「ここの香り、心地良い…」

「覚えてない?」

「えっ?」

「この香り…俺ははっきりと覚えてるんだけどな…」

栞奈は思い返したが、中々思い出せず亨に答えを聞いた。

「この香り、クランベリーだよ…」

「クランベリー??」

言われても中々思い出せずに居た。

必死で考える栞奈の顔を見て、亨はクスクスと笑っている。

「ヒント2、中学の修学旅行」

「修学旅行?」

修学旅行の時の事を思い返し・・

「あっ…もしかして…」

栞奈と亨が中学の時の修学旅行の時の話を思い出した。

二人は班は別だったが、ある店で一緒になった。

そこは、芳香剤やキャンドルなどが置いてあるセレクトショップで、

女子には結構人気があった。

当時アロマキャンドルが流行、色々調べ、この店に立ち寄る事を決め

当日、観光する前にこの店に来たのだ…。

この店に、亨たちの班もやってきたが、男子のグループだった為

そんなには長くは居なかった。

しかし、亨は昔からこういった雑貨に興味があったようで、

グループが出て行ってしまった事も気づかずに夢中になって商品を見ていた。

栞奈は、クランベリーの香りが気に入り、

「この香り大好き…」

独り言に亨は反応し、

「どれ?」

っと栞奈に声を掛けた。

栞奈が持っているキャンドルを取り香りを確かめてみると

ほのかに甘く優しい香りがした。

「この香り、栞奈みたいだな…」

亨は微笑み、そこから立ち去り、みんなが居なくなったと大騒ぎをしていた。

栞奈は…

『私みたい?良く分かんない…買って帰ろう』

亨の言葉をさほど気にも留めずクランベリーのキャンドルを

形違いで3つ買った。

/248ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ