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私立桐邦音楽大学附属中学校
第32章 小山田梨果の挑発

「……」
「……」
「わたし、日本中のオカズになるの。」
「に、日本中?!」
「そう、まずは学校、そして地元。更には全国!」
「そう言えばテレビCMに出演してるだけに全国的に見れば角山に勝っているかもしれないね。」
「最終的なライバルは美幸ちゃんなの。」
「えっ、もしかして真田美幸のこと?」
「うん。」
(人気ドラマシリーズのヒロインを演じているあの真田美幸がライバル……?)
それはあまりにも無謀な挑戦だとこの時弘斗は思った。
「あははは……そうなんだ。」
「室賀くん、私が呼ぶまで廊下に出てて。」
「えっ?!」
「見てほしい衣装があるの。着替えたいから……」
「い、衣装?わ、わかった!」
自室から廊下に出てドアを閉める弘斗。
(お、俺の部屋で小山田が着替え……小山田が着替え……)
「……」
「わたし、日本中のオカズになるの。」
「に、日本中?!」
「そう、まずは学校、そして地元。更には全国!」
「そう言えばテレビCMに出演してるだけに全国的に見れば角山に勝っているかもしれないね。」
「最終的なライバルは美幸ちゃんなの。」
「えっ、もしかして真田美幸のこと?」
「うん。」
(人気ドラマシリーズのヒロインを演じているあの真田美幸がライバル……?)
それはあまりにも無謀な挑戦だとこの時弘斗は思った。
「あははは……そうなんだ。」
「室賀くん、私が呼ぶまで廊下に出てて。」
「えっ?!」
「見てほしい衣装があるの。着替えたいから……」
「い、衣装?わ、わかった!」
自室から廊下に出てドアを閉める弘斗。
(お、俺の部屋で小山田が着替え……小山田が着替え……)

