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12歳年下の彼と同棲開始する話
第4章 2024年4月7日
お風呂場で使っていた
シャンプーやら、トイレの
掃除道具とかを纏めた物を
纏めたコンテナは…
自分の車でここの掃除を済ませて
掃除機と一緒に運ぶつもりにしているし。
部屋に敷いていたラグも綺麗に丸めて
ささっと…有翔さんが
運んで行ってしまった。
すっかり…引っ越し前の…
綺麗なお部屋の中に…
最後に残ったのは、
一番重たくてかさばる
脚付きのマットレスなのだが。
『でも…ほんま…、
これだけで良かったわ』
『そうそう、リビング広いと
ソファ…あったりするから…
ソファ…って物に寄るんだけど
ベッドより重いの多いから』
脚付きのマットレスも30キロほど
重さがあった気がするんだけど。
力自慢の3人だと…
あんなに軽々と運べるんだ…と
ある意味…ぼんやりと見てしまって居て。
リビングのメインの家具だった、
ソファも兼ねていたあの
脚付きのマットレスが無くなると。
何にもない状態になってしまった。
使っていたウォーターサーバーも
水嶋運送さんが…運んでくれるんだったら
住所変更だけで対応してくれるみたいで。
一度こっちを解約して、
新しく新居で契約し直したりしなくても
って…電話掛けて聞いたら言ってくれたので。
ウォーターサーバーも…運んで貰った。
2人が乗って来たトラックに
家具は全部詰めたので、
余ったスペースに
コンテナに入れていた物や
服とか下着とかタオルとか入れた
段ボールの残ってた分も積んで貰って。
あっちには…港斗君が一緒に
行ってくれるから。
家具の配置とかは…彼に
イメージを伝えてあるので。
私の部屋で使う物は…全部
私が使う部屋に運んでくれるみたいだ。
リビングに特注のカウチソファを
頼んでいるんだけどそれは月末の
納品になるらしいから。
それまでは…あの…リビングで
使っていた脚付きのマットレスを
リビングでソファ代わりに使う事にした。
アパートの前で…トラックで
新居のテラスハウスに向かった
3人を手を振って見送って。
巴が戻って掃除を始めた頃に
寿司屋さんが桶を取りに来てくれたので
寿司桶を返却した。