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官能能力者 あおい
第42章 えっちな科学実験講座:あおい淫乱化計画
☆☆☆
「あおいちゃん!あおいちゃん!」
肩を揺する手、この声は・・・冬馬?
意識が闇の底からゆっくりと浮かび上がってくる。
あれ?私、なんで寝ているの?
実験の最後の方をよく覚えていない。
『最後にひとつだけ試してみたいことがあるんだ』
って、冬馬が言った後、私、どうした?
「冬馬・・・私・・・?」
上半身を起こす。いつの間にか私は下着姿になっていて、制服が体の上にかけてあった。
「ああ、良かった。気がついた・・・。」
「どうしたの?私?」
なんか、全身がすごいだるい。
「お・・・覚えていないの?」
冬馬がおずおずと聞いてくる。
「えっと・・・なんか、視線で恥ずかしいこと言わされて・・・それから・・・最後の実験ってところまでは覚えているんだけど、その後は・・・どうしたんだっけ?」
何故か冬馬はホッとしたような表情を見せた。
「私、なにか・・・した?」
記憶がないが、なにかが起こったような感覚だけがある。夢の中のようで掴みどころがないが、とても、気持ちが良かった気がする。
ぶんぶんと冬馬は首を大きくふる。
「うううん。大丈夫、なんでもない。ちょっと疲れたみたいで、急に意識を失った・・・のかな?」
「そ、そうなんだ・・・ごめんなさい。また、びっくりさせちゃったよね」
また、冬馬に迷惑を掛けてしまった。
あれ?今、私、冬馬って?
なんで、名前で呼んでるの?柏木くんのこと。
「なんか、急に冬馬って呼んでるけど・・・不思議・・・すごく馴染んだ感じがする」
そうなのだ、今までは心の中では「委員長」、口に出しては「柏木くん」と呼んでいた。それがさっきから自然と「冬馬」と呼んでいて、全く違和感がない。
「あ・・・ええ・・・なんでだろうね・・・。と、とにかく、服をきて、今日はこれで終わりにしよう。今日わかったことをまとめてちゃんと伝えるから、ちょっと考える時間をちょうだい。」
なんだか、冬馬が慌ててる様子だが、どうしてだろう。用事でもあるのだろうか?
「あ、うん・・・わかった」
私はうーんと伸びをする。少しだけ気だるい感じが晴れる。
なんか、変な感じだけど・・・ちょっとスッキリしたような気がする。
若干、記憶がないのが心配だったけど、特に大きな迷惑をかけたわけではないみたいだし、まあ、いいか。
こうして、私達の超能力に対する科学実験は幕を下ろしたのだった。
「あおいちゃん!あおいちゃん!」
肩を揺する手、この声は・・・冬馬?
意識が闇の底からゆっくりと浮かび上がってくる。
あれ?私、なんで寝ているの?
実験の最後の方をよく覚えていない。
『最後にひとつだけ試してみたいことがあるんだ』
って、冬馬が言った後、私、どうした?
「冬馬・・・私・・・?」
上半身を起こす。いつの間にか私は下着姿になっていて、制服が体の上にかけてあった。
「ああ、良かった。気がついた・・・。」
「どうしたの?私?」
なんか、全身がすごいだるい。
「お・・・覚えていないの?」
冬馬がおずおずと聞いてくる。
「えっと・・・なんか、視線で恥ずかしいこと言わされて・・・それから・・・最後の実験ってところまでは覚えているんだけど、その後は・・・どうしたんだっけ?」
何故か冬馬はホッとしたような表情を見せた。
「私、なにか・・・した?」
記憶がないが、なにかが起こったような感覚だけがある。夢の中のようで掴みどころがないが、とても、気持ちが良かった気がする。
ぶんぶんと冬馬は首を大きくふる。
「うううん。大丈夫、なんでもない。ちょっと疲れたみたいで、急に意識を失った・・・のかな?」
「そ、そうなんだ・・・ごめんなさい。また、びっくりさせちゃったよね」
また、冬馬に迷惑を掛けてしまった。
あれ?今、私、冬馬って?
なんで、名前で呼んでるの?柏木くんのこと。
「なんか、急に冬馬って呼んでるけど・・・不思議・・・すごく馴染んだ感じがする」
そうなのだ、今までは心の中では「委員長」、口に出しては「柏木くん」と呼んでいた。それがさっきから自然と「冬馬」と呼んでいて、全く違和感がない。
「あ・・・ええ・・・なんでだろうね・・・。と、とにかく、服をきて、今日はこれで終わりにしよう。今日わかったことをまとめてちゃんと伝えるから、ちょっと考える時間をちょうだい。」
なんだか、冬馬が慌ててる様子だが、どうしてだろう。用事でもあるのだろうか?
「あ、うん・・・わかった」
私はうーんと伸びをする。少しだけ気だるい感じが晴れる。
なんか、変な感じだけど・・・ちょっとスッキリしたような気がする。
若干、記憶がないのが心配だったけど、特に大きな迷惑をかけたわけではないみたいだし、まあ、いいか。
こうして、私達の超能力に対する科学実験は幕を下ろしたのだった。