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官能能力者 あおい
第43章 間章:科学部の日常
あおいちゃんが脚に馬乗りになる格好で僕のズボンをおろしにかかる。僕も腰を浮かせて協力する。すぐにぷるんとペニスが飛び出した。

「こんどは私が・・・」
左手で僕のペニスを握り、右手で髪の毛をかきあげながらそっと亀頭を口に含む。すぐに温かいあおいちゃんの口腔の刺激で、体の芯までずんと快感が押し寄せてくる。口をすぼめて亀頭を吸い上げるようにしたかと思うと、口を離し、舌でチロチロと鈴口やカリを舐めてくる。竿をぐいっと舐め上げ、また亀頭を口に含み、飴をころがすように舌先をぐるぐると口の中で回し始める。合宿の時、初めてフェラをしてもらった時から格段に上手になっている。あおいちゃんがいうには、「ネットを見たり、官能小説を見て」勉強した、という。それを聞いただけでも嬉しい。
そして、程なくして、僕のペニスも限界を迎える。

「ああ・・・あおいちゃん・・・イク・・・」
僕の声を聞き、さらに口での抽送を激しくする。じゅぼじゅぼといやらしい音が響く。そして、ぐっと奥まで咥えこんでくれた時、腰の奥から弾けるような快感がほとばしる。

「んん・・・」

口の中に全部出してしまった。女の子にとって男の子の精液はそんなに美味しいものじゃないはずなのに、あおいちゃんは最初から全部飲んでくれる。特にそういう性癖はないが、吐き出されるよりは嬉しい。まるで僕の全部が愛されているように思える。

「気持ち・・・良かった?」
ぎゅっと首に抱きついてきて、尋ねてくる。もちろん。最高だよ、と答えると、嬉しそうにする。

ああ・・・また、実験が中断してしまった。
そんなわけで、僕らの研究はなかなか進まないのである。
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