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官能能力者 あおい
第47章 エピローグ:クリスマス・ラブ
「わー!すごーい」

思わず言ってしまう。エントランスが黒を基調としていたのに対して、部屋は白がメインカラーだった。南国風の調度で、広い部屋の中央には大きなダブルベッドがでんと据えられていた。入ってすぐ左にはバスルームがあり、そこもゆったりと大きな洗面台があり、ちょっと覗いてみたが、お風呂もすごく広かった。

ふ・・・二人では入れちゃうように?

ドキドキが止まらない。

マフラーを取ってクローゼットにかける。靴を脱いで、スリッパに履き替えると、あれこれ、物珍しそうに見ている冬馬に後ろから抱きついてしまう。

もう・・・愛おしさが止まらない。

冬馬が振り返る。視線が温かい。
引き合うようにキスをする。一回・・・二回・・・そして、深く、深く三回目。そのままベッドに二人して倒れ込む。

本当は、シャワーとか浴びたりしてからエッチするほうがいいのだろうけど、ダメ。もう、我慢なんて・・・できない。

私のほうが冬馬を押し倒すようにしてしまう。
こんなエッチな彼女でゴメンなさい。

そして、またキス。

冬馬が、私のセーターを脱がせてくれる。両腕を上げて、それに任せる。
下着があらわになる。今日のために買っておいたの。ピンク色で可愛い下着でしょ?
今度は私が冬馬のセーターを脱がせる。下に着ているワイシャツのボタンを外すのがもどかしい。今度はもっと脱がせやすい服にしてよ、冬馬・・・。

私は上半身ブラだけ、冬馬が上半身裸になる。
冬馬がブラを外してくれる。いつだったか、冬馬の部屋のときはうまく行かなかったけど、今度はうまくいったみたい。

ぷるん、と、私のおっぱいがこぼれる。冬馬がエッチで綺麗・・・と言ってくれる。これは多分、心の声だ。

そのまま抱き合ってみる。肌と肌が触れ合う。触れ合う面積が多ければ多いほど気持ちいい。ピンと隆起した乳首が彼の肌に当たるだけでぴりっ、ぴりっと気持ち良い電気が身体を駆け抜けるようだ。

私の手が自然と冬馬のアレ・・・立派なおちんぽに伸びる。ジーンズの前が大きく隆起している。ああ・・・嬉しい。私で興奮してくれている。
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