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官能能力者 あおい
第47章 エピローグ:クリスマス・ラブ
でも、逆に、気持ちよさ、というのとはちょっと違う感じだ。
満たされている、が一番近い。
満ち満ちている、の方が近いか。
ちょっと苦しいくらいの充満感があった。

あなたで私の中が満たされている。
これは、幸福以外の何物でもない。

「ぎゅってして・・・冬馬」

私は足を冬馬の腰に絡め、腕を身体に巻きつけるようにした。ぎゅうっと冬馬を抱きしめる。すごい・・・身体の奥の奥までこの人が溢れている。
涙がこぼれた。

「痛いの?」
優しく聞いてくれる。私は首をふる。言わなくちゃ・・・でも、すぐ声、出ないよ。

「ん・・・、うれ・・・しくて・・・」
やっと絞り出すように声が出た。
冬馬がキスをしてくれる。更に、悦びが身体を満たす。

少し、充満感が落ち着いてきた。ゆとり、ができたみたいな?

「と・・・うま・・・すこし、動いてみて・・・」

これで、おちんちん、動かされたらどうなっちゃうのか。怖いけど、興味があった。
冬馬がそっとそっと腰を動かす。
最初はゆっくり・・・

「あ・・・♡んん・・・いい♡」
じんわり、じんわり、オマンコの中がこすれる。指が届かないほどの奥を太くて優しいものでそっとそっと愛されているような感じ。

体の芯、お腹の奥、背中のあたりまで響く。動かれるたびに体全体に波のように快感が広がる。

「すご・・・い、いい・・・」

溶ける・・・オマンコが、身体が・・・溶けちゃう。
だんだん要領がわかってきたのかもしれない、冬馬の動きがリズミカルに、そして、少しずつ強くなってくる。

お腹の中がギュンギュン圧迫されて、そこからあふれる性感が脳を溶かす。
気持ちよさで頭がおかしくなりそうだ。

「はん♡はん♡はん♡はん♡はん♡」
リズムに合わせて甘い声が勝手に出てしまう。自分で声を出そうとしていないのに出てしまうのはなんだか不思議。

ああ・・・すごい、なんか・・・なんか奥に・・・ある・・・。
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