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官能能力者 あおい
第9章 電車で絶頂
えええ!ここ、女性専用車両なんですけど。

私はバレないようにあたりを見回す。

「あ!」

思わず声が出る。あれはあのときの、司書のお姉さん(仮)!
間違いない。この性感はあの人だ。
相変わらず、ストレートヘアに黒縁メガネ、就活生のような生真面目なリクルートスーツに身を包んでいるお姉さん。でも、目はちょっとうるうるし、頬がほんのり紅潮、舌がちろちろと唇を舐めているのが見える。

どうやら本格的にロックオンされたようで、性感が一気に強まる。

両方の乳首がクリクリと摘まれている。
同時に、お尻の方から手が前にぬるりと滑り込んでくる。
中指?が、私の秘所、花びらをゆっくり円を描くようになぜる。

あううう・・・。
相変わらず上手い・・・。

そして、今日はなんか焦らしてくる。
クリトリスには触れそうで触れない。
乳首と陰唇だけを責め苛む。
そして、

つぷり・・・

ううう・・・そっちじゃないよぉ・・・
お尻の穴に指、多分小指がニュルリと入りこんできた。
やはり、何かの潤滑油がついているようで、肛門の括約筋を締め付けていても、ぬるぬると入りこんできて、お尻の中をグニグニと犯し始める。

だめ・・・だめよ・・・。

淫らな下のお口がいやらしい女の子の分泌液を吐き出し始めるのを感じる。
とぷんとぷんと、湧き出ている。

ううう・・・濡れちゃう・・・

それでも、前のお指はあくまでも花びらだけをなぞり続ける。

あああ・・・ううう・・・入れ・・・入れて欲しいよぉ

自然と腰がふるふると前後に動いてしまう。
胸を不自然に突き出し、腰は妙に引いてしまっている。
右手で必死に吊り革につかまっているが、足に力が入らないので、ほとんどぶらさがっているような状態だ。

逃げなきゃ・・・いかされちゃう・・・。

そうは思うのだが、反面、ここ何日か物足りないオナニーをしていた私のHな身体は、このお姉さんのいやらしい性感を歓迎してしまっていた。

もっと感じたい・・・。

「あ・・・ううう・・・。ほ・・・」

ぐっと唇を噛む。思わず「欲しい」と言ってしまうところだった。
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