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私と彼らのヒミツな契約
第3章 目覚めた羊
「大丈夫か!?」
(さっきのは夢…?)
あまりにも生々しい息苦しくなる感触を思い出し、背筋が寒くなった。
(私、生きてるの…?)
身体はなんだか節々が傷んで熱い。
それは紛れもなく自分がこの世に存在している証拠だった。
「ぼーっとしてるみたいだけど…大丈夫?」
「あ…え…は、はい大丈夫です!!!!!」
状況がよく飲み込めていないまま、返事をする。
よかった…と言いながらへにゃりと笑う目の前の知らない男。
髪はボサボサ、服はくしゃくしゃのシャツにジーンズという姿だったけれど、よく黒ぶちメガネを掛けた顔は整っていた。
(何者なんだろう、この人…)
優しそうだけれど、何だか不思議な人だ。
私には、彼なら自分を助けてくれる予感がしていた。

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