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ズルい彼
第2章 変わる関係
心臓がドキドキ止まらない。
ぎゅうっと、強く抱きしめられる。
「…優太?どうしたの?離して。」
離れようとしても、優太は力強く抱きしめるので振りほどけない。
「さっき言ったことなら、もう気にしないで。私はゆっくり諦める。優太の側にいたいから。」
雷がピカッと光り、雨が強くなる。
大雨、洪水警報が違う県で出ているようで、該当地域に避難を呼びかける報道がテレビから聞こえてくる。
優太の息遣いが荒くて、抱きしめられる温度が高くて、風呂上がりで気持ちがふわふわしている。
「…俺。」
優太が口を開く。
「…女の子、みんな可愛く見えるんだわ。小さくてふわふわしていて、可愛い。」
「…うん。」
「そんなさ、可愛い子が迫ってきたら、そりゃあ相手にするよ?高校2年生の性欲バリバリの男だもん。…ただ、いつも最後まではしない。」
「…え?そうなの?」
「…最後までしたら、もう麻耶のそばにいられない気がして。」
なんでって口を開こうとした途端、優太にキスされた。
ぎゅうっと、強く抱きしめられる。
「…優太?どうしたの?離して。」
離れようとしても、優太は力強く抱きしめるので振りほどけない。
「さっき言ったことなら、もう気にしないで。私はゆっくり諦める。優太の側にいたいから。」
雷がピカッと光り、雨が強くなる。
大雨、洪水警報が違う県で出ているようで、該当地域に避難を呼びかける報道がテレビから聞こえてくる。
優太の息遣いが荒くて、抱きしめられる温度が高くて、風呂上がりで気持ちがふわふわしている。
「…俺。」
優太が口を開く。
「…女の子、みんな可愛く見えるんだわ。小さくてふわふわしていて、可愛い。」
「…うん。」
「そんなさ、可愛い子が迫ってきたら、そりゃあ相手にするよ?高校2年生の性欲バリバリの男だもん。…ただ、いつも最後まではしない。」
「…え?そうなの?」
「…最後までしたら、もう麻耶のそばにいられない気がして。」
なんでって口を開こうとした途端、優太にキスされた。