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ヤンデレ彼氏
第1章 はじまり
カツン、カツン…
コンクリートにローファーの音が響く。
「鷹取くん…?」
名前を呼ばれて、どきどきしながら顔を上げる。
「桜井さん…」
あどけなさが残る顔に、きちっとしめられたネクタイ。
そして、少しうるんだ瞳。
「来てくれたんだ…」
「うん…」
今まで桜井さんを見てきたが、1番かわいい顔をしていると思った。
「桜井さん…」
焦る気持ちを抑えて…いや、抑えきれない。
でも、落ち着いて。
「桜井さん、俺と付き合ってください。」
一気に言葉が出た。
「うれしい…」
はにかんだ笑顔の桜井さん。
「やっと言ってもらえた…」
その時の桜井さんの顔を、俺は一生忘れないと思う。
それくらいかわいくて、自分だけの中に閉じ込めておきたい。
そんな顔だった。
コンクリートにローファーの音が響く。
「鷹取くん…?」
名前を呼ばれて、どきどきしながら顔を上げる。
「桜井さん…」
あどけなさが残る顔に、きちっとしめられたネクタイ。
そして、少しうるんだ瞳。
「来てくれたんだ…」
「うん…」
今まで桜井さんを見てきたが、1番かわいい顔をしていると思った。
「桜井さん…」
焦る気持ちを抑えて…いや、抑えきれない。
でも、落ち着いて。
「桜井さん、俺と付き合ってください。」
一気に言葉が出た。
「うれしい…」
はにかんだ笑顔の桜井さん。
「やっと言ってもらえた…」
その時の桜井さんの顔を、俺は一生忘れないと思う。
それくらいかわいくて、自分だけの中に閉じ込めておきたい。
そんな顔だった。