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あなたが好きっ!
第4章 オレンジのキス
「あ、まーゆ!やっと帰ってきた。隆也がね…」
家に帰ると、やはり2人ともいた。
「麻友、予習できてるの?こんな遅い時間まで買い物に出てて…」
「あ、ほんとだ!麻友が買い物ってめずらしい!えーい!」
「あ、りぃちゃん!!!」
「何を買ってきたのかな♩」
ビリビリと袋を破るりぃちゃん。
「…」
出てきたものに、2人とも固まった。
「う、うわぁ、これ、ヒモほどくとしゅるんってお尻が見えるあれ?」
焦りながらもヒモパンを持ちながらりぃちゃんが聞いてきた。
「…ずいぶん思いきったな…」
いつもは冷静な隆也の目が泳いでいる。
相当焦っているのだろう。
「こ、これはね、美希とおそろいなの!」
「え、友だちとおそろいなの!?すごーい!」
りぃちゃんはなんだか嬉しそうだ。
「…とりあえず、里久、しまえ」
「はぁい!」
勝手に開けてごめんね?とりぃちゃんが返してくれた。
「もう!りぃちゃん!びっくりしたよ…」
「むー、麻友の買い物気になったから…」
「しかし、麻友も女になったなぁ…」
隆也がくくっと笑う。
「え、麻友は昔からかわいい女の子だよ!」
りぃちゃんが不思議そうに言う。
「いや、もっと、大人の女ってことだよ。」
隆也が課題をしながら言った。
「…今度、ケーキでお祝いでも…」
「それ、隆也が甘いもの食べたいだけじゃん!そうだ、俺の高校の前においしそうなお店が…」
「里久、まじかそれ!」
2人が楽しそうに話しているのを、私は笑顔で見ていた。
2人に下着を見られて恥ずかしかったけど、淳に見られるときはもっと恥ずかしいのだろうか…
少し、ほんの少し胸がきゅんとした。
家に帰ると、やはり2人ともいた。
「麻友、予習できてるの?こんな遅い時間まで買い物に出てて…」
「あ、ほんとだ!麻友が買い物ってめずらしい!えーい!」
「あ、りぃちゃん!!!」
「何を買ってきたのかな♩」
ビリビリと袋を破るりぃちゃん。
「…」
出てきたものに、2人とも固まった。
「う、うわぁ、これ、ヒモほどくとしゅるんってお尻が見えるあれ?」
焦りながらもヒモパンを持ちながらりぃちゃんが聞いてきた。
「…ずいぶん思いきったな…」
いつもは冷静な隆也の目が泳いでいる。
相当焦っているのだろう。
「こ、これはね、美希とおそろいなの!」
「え、友だちとおそろいなの!?すごーい!」
りぃちゃんはなんだか嬉しそうだ。
「…とりあえず、里久、しまえ」
「はぁい!」
勝手に開けてごめんね?とりぃちゃんが返してくれた。
「もう!りぃちゃん!びっくりしたよ…」
「むー、麻友の買い物気になったから…」
「しかし、麻友も女になったなぁ…」
隆也がくくっと笑う。
「え、麻友は昔からかわいい女の子だよ!」
りぃちゃんが不思議そうに言う。
「いや、もっと、大人の女ってことだよ。」
隆也が課題をしながら言った。
「…今度、ケーキでお祝いでも…」
「それ、隆也が甘いもの食べたいだけじゃん!そうだ、俺の高校の前においしそうなお店が…」
「里久、まじかそれ!」
2人が楽しそうに話しているのを、私は笑顔で見ていた。
2人に下着を見られて恥ずかしかったけど、淳に見られるときはもっと恥ずかしいのだろうか…
少し、ほんの少し胸がきゅんとした。