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あなたが好きっ!
第1章 重なる視線
「まーゆー!?」
急に名前を呼ばれ、デコピンをくらった。
「はっ…はわわわわ…」
「ぼーっとしすぎ」
隆也が笑っている。
今は4時間目。
選択授業である。
隣のクラスと合同で行うため、隆也もいた。
「あー、麻友も青春だねぇ」
「あわわわわ…」
「あー、こりゃだめだな…」
こんな調子で、この時間は過ぎた。
「ねぇっ、隆也っ、変じゃない!?」
授業が終わり、思い切って聞いてみた。
「麻友はいつも変だろ?」
にこにこと隆也は言う。
「がんばれよ?」
そう言って、背中を押してくれた。
急に名前を呼ばれ、デコピンをくらった。
「はっ…はわわわわ…」
「ぼーっとしすぎ」
隆也が笑っている。
今は4時間目。
選択授業である。
隣のクラスと合同で行うため、隆也もいた。
「あー、麻友も青春だねぇ」
「あわわわわ…」
「あー、こりゃだめだな…」
こんな調子で、この時間は過ぎた。
「ねぇっ、隆也っ、変じゃない!?」
授業が終わり、思い切って聞いてみた。
「麻友はいつも変だろ?」
にこにこと隆也は言う。
「がんばれよ?」
そう言って、背中を押してくれた。