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愛の詩
第7章 夜景
タカシは山頂のパーキングに車のハンドルを切った。
飛び込んできた銀河のような夜景にエリの胸はときめいた。
タカシは駐車スペースに車を頭から滑り込ませた。

真白い濃霧が車を覆いつくし外からの視界を遮った。
タカシは左手でエリの肩を抱き寄せると唇を重ねた。
舌を絡ませながら右手をエリのスカートの中に滑り込ませた。

エリは拒まなかった。
タカシの指がエリのパンティの上から割れ目を這う様に往復した。
蜜口から愛液が溢れ出しパンティを濡らした。

車の中とはいえ、誰に見られているか分からない、
そうしたドキドキ感が、二人をいつも以上に興奮させた。
エリの体は歓喜に満ち太腿がだらしなく開いた。

タカシの指先がエリのパンティに侵入し、
割れ目の先端付近にある突起部を摘むと、それを柔らかくほぐした。
堪らずエリの口から「ア〜」と吐息が漏れた。

タカシの股間も熱くなった。
エリはタカシのズボンを下ろし、パンツをずり下ろした。
怒張した男性自身が勢いよく飛び出した

タカシは運転席のシートを目一杯後ろに下げ、リクライニングを倒した。
エリはその空いた空間に身を滑り込ませるとタカシの太腿に跨がった。
自分でスカートを捲り上げ、パンティをずらして蜜口を解放する。

彼の勃起した男性自身を掴み、蜜口に誘導した。
その先端部で、クリトリスや陰唇を擦るように愛撫すると、
溢れ出した愛液で男性自身は根元までヌルヌルになった

エリはゆっくり腰を落とすと、蜜壺に男性自身を沈めた。
狭い肉壁を押し広げながら、粘着質な音と共に奥まで挿入すると、
エリは快感のあまり「ハ〜、」と、天を仰いで咽び泣いた。

車内という狭い空間が二人の密着度を高め、
自由に動けないじれったさが、かえって快楽を長引かせた。
汗だくになった二人は全て脱ぎ去り、互いの体を貪り合った。

欲望に支配された二人の肉体は、狭い車中で芋虫のようにうごめいた。
やがてエリの体に絶頂が込み上げて来たが、自由が効かず、
なかなか達する事の出来ないもどかしさが、二人をさらに熱くした。

その後、エリが絶叫と共に何度目かのオーガズムに達した後
失神したエリの真白いお尻の割れ目にタカシも精液を噴出させた。

しばらく放心状態が続いたが、我に帰ると慌てて身支度した。
外はいつの間にか霧は止んでいた。

タカシは車を発進させ帰路についた。

[完]
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