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愛の詩
第6章 一日の終わり
仕事終わりのチャイムが鳴る。
同僚達の飲みの誘いを断り、オフィスを後にする。
駅の南口で年下の彼氏、タカシと待ち合わせ。

いつものように腕を組んで帰宅する。
我慢できず部屋に入るなり、タカシのパンツを脱がす。
パンツから半勃起したペニスが弾けて飛び出した。

彼をイスに座らせると、エリも裸になった。
エリはひざまずきペニスを口に含んで舌を絡ませる。
タカシは眉間に皺を寄せ「あ、」と唸った。

ペニスが十分に固くなった事を確認すると、
タカシの太ももに跨り、今度はヴァギナでペニスを咥える。
十分に挿入すると、両腕を彼の首に巻きつけゆっくり腰を振る。

体中に快感が込み上げ、腰の動きが早くなる。
汗が噴き出て呼吸も荒くなり「ア〜、」と吐息を漏らす。
性欲に支配されたエリの体は、意思とは無関係に動き続けた。

ペニスがエリの肉襞を少し擦るだけで、脳を貫く様な快感が込み上げた。
やがてエリの肉体に絶頂が込み上げ、目の前の視界が真っ暗になった。
意識が遠のくほどの快感が、しばらく体を包み込んだ。

どれほど声を上げたかエリにも分からなかった。

オーガズムは去ったが快感の余韻で、腰はガクガクし、頭はクラクラしていた。
フラフラと立ち上がり、彼の前にひざまずくと、まだ固いままのペニスを右手でしごいた。
タカシは「う、」と唸ったかと思うと、おびただしい精液を噴出させた。

ティッシュで互いの体液を拭い、
ふたりでバスルームに向かう。笑いながら互いの身体を洗い、
ベッドに入ると抱き合って泥のように眠った。

翌朝、何事もなかったかのように、
いつもの一日が始まる。

[完]
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