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吹きたくて、咥えたくて
第3章 新しい挑戦

あれから二週間。私はホイッスルを使うお仕事のコスチュームを次々揃えていた。

警察官やバスガイドのコスチュームは、グラドルの時にそれっぽいのを自分で買っていたので
新調しないでも何とかなりそうだった。他にいろいろバリエーションを増やそうと、
警備員の人が使うビブス、保育士さんみたいなエプロンとか……
手に入りやすいアイテムからとにかくどんどん買い付けていった。

「ガールスカウト、あと体操服……んー、年相応じゃないけど考えとくか」

結局その二つも、通販サイトからポチってしまうのだった。

次は、初めて上げる動画をどんなものにするかで迷い始めた。

「……年齢制限コンテンツにはもちろん設定しとかないと。
 あと、知ってる人が見ないわけでもないから最初は目線見えないように撮らなきゃ」

一人だと、意外と考えなきゃいけない事がいっぱいある。
でもそういうのが自然に出てくるあたり、昔の経験が何かと生きてるのかな。

「むしろ、しばらく目線無しで口元だけでやってみよ。
 ホイッスルと唾のたまんない匂いと魅力……ならやっぱり口が勝負だよね」

私はいつもの黄色いホイッスルを取り出して、Webカメラを前に試し撮りを始めた。
口元とそこから動くホイッスル、糸を引く唾をめいっぱい映すのは結構難しい。
首をかがませないといけないので、負担のある姿勢だ。

「……これやっぱり顔出ししたほうが楽かも」

結局すぐに考えが変わってしまう私なのだった。
そうすれば、真っすぐにホイッスルを吹いたりねぶったりする自分を映せるし、
その方が自分としてもテンションが上がるのだけど。

「最初何か月かの我慢、だよね」

リスクも色々あるし、最初は結局口元だけでやる事にした。

「コスは……これにしよ」

定番で、見た目ですぐに分かる知名度のあるコスチュームの方が人を呼べる。
そう考えて、最初の動画では警察官のコスチュームにすることにした。

あとは一応台詞も考えとかないといけない。
思いついたものを何個か書いて、口に出してみた。

「……もう悪いことしないって約束するなら、このくさーい笛、沢山嗅がせてあげる♪」

「……いっぱい笛吹いて欲しいから、横断歩道をいっつもぎりぎりで渡ってたなんて……
 悪い子ね♪」

こんなので行けるのかな。
不安を抱えながら、私は本番の動画を撮り始めるのだった。
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