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第57章 欲望の贄 美伽

　要老人は震えながら、風組に細切れに去れた組長とその一人息子の事を詳細を省き龍に語った…。
　龍[じゃ〜アノ女の彼氏が、その風組の一人息子😱💧]

　要老人｢全く、笑えない話しじゃ…｣そう言いながら、此れは自分に対しての天罰と思い知る要…。
　龍[でも元とは言え、爺様も山王会なら話しぐらい出来るんじゃないのか？]

　要老人｢無理な話しだ風組は山王会で在っても、風組なんじゃ現山王会山神会長以外話し合いに成らん！｣
　龍[そんなぁ…同紋なのにか、訳が分らない？]
要老人｢訳は言えんが、それが風組なんじゃ…｣
　龍[兎に角、虎を止めないと手遅れだとしても💦]

　そう…止めるには、遅過ぎた…。