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幼遊戯
第2章 冬休み~夏海~
「夏海ー!じゃあお母さん行ってくるからねー!」
「はーい!」
一階からお母さんの大きな声が私の部屋まで響く。
そんなに大きな声出さなくても聞こえてるっつうの。
「あ、暖房はつけちゃダメだからねー!」
相も変わらずエコなお母さんに、私は布団の中でため息をついた。
夏はクーラー、冬は暖房、世の中の人が使っているはずの文明器具は、私の家では敵であるらしい。
私は冬休みということもあって、パジャマのまま布団で暖をとっていた。
しばらくすると玄関先でお母さんが誰かと話しているのが聞こえてくる。
お母さんムダに声だけは大きいんだよねー。
誰と話してるかまでは聞こえないが、多分近所の人だろう。
「はーい!」
一階からお母さんの大きな声が私の部屋まで響く。
そんなに大きな声出さなくても聞こえてるっつうの。
「あ、暖房はつけちゃダメだからねー!」
相も変わらずエコなお母さんに、私は布団の中でため息をついた。
夏はクーラー、冬は暖房、世の中の人が使っているはずの文明器具は、私の家では敵であるらしい。
私は冬休みということもあって、パジャマのまま布団で暖をとっていた。
しばらくすると玄関先でお母さんが誰かと話しているのが聞こえてくる。
お母さんムダに声だけは大きいんだよねー。
誰と話してるかまでは聞こえないが、多分近所の人だろう。