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幼遊戯
第3章 春休み~夏海~
絶対文句言ってやるんだから!
私はどん、どん、と足を踏み鳴らしながら隆弘兄のアパートに向かっていた。
本当は冬休み中にぶっ飛ばすつもりだったのに、聞けば隆弘兄はスキー旅行でしばらくは帰ってこないという。
帰ってきたころには今度は私が期末テストやら何やらで全然捕まえられなかったのだ。
私がやっと春休みに入ったので、こうやって隆弘兄の家に乗り込みにきた、というわけだ。
春樹に確認したら大学はもう春休みに入ってるっていうし。
こんだけ朝早く来たから遊びに行って留守ってこともないだろう。
「ぴんぽーん」
どんどんどん。
ドアを強めにノックする。
程なくして隆弘兄が部屋からでてきた。
「あれ?夏海ちゃん?こんな朝早くにどうしたの?
」
爽やかな笑顔を浮かべ白いシャツにジーンズ姿。
お前は王子様かっ!
と突っ込みをいれたくなる。
「文句言いに」
「……え?」
「文句を言いにきたの!一体春樹に何ふきこんだわけ?お陰でこっちは何度もイカされ……」
「わー!ちょっと待った!中入って話そうか!」
隆弘兄は私の口を塞ぐと慌てて玄関に私を招き入れた。
ソファに座るように促され腰かける。
私はどん、どん、と足を踏み鳴らしながら隆弘兄のアパートに向かっていた。
本当は冬休み中にぶっ飛ばすつもりだったのに、聞けば隆弘兄はスキー旅行でしばらくは帰ってこないという。
帰ってきたころには今度は私が期末テストやら何やらで全然捕まえられなかったのだ。
私がやっと春休みに入ったので、こうやって隆弘兄の家に乗り込みにきた、というわけだ。
春樹に確認したら大学はもう春休みに入ってるっていうし。
こんだけ朝早く来たから遊びに行って留守ってこともないだろう。
「ぴんぽーん」
どんどんどん。
ドアを強めにノックする。
程なくして隆弘兄が部屋からでてきた。
「あれ?夏海ちゃん?こんな朝早くにどうしたの?
」
爽やかな笑顔を浮かべ白いシャツにジーンズ姿。
お前は王子様かっ!
と突っ込みをいれたくなる。
「文句言いに」
「……え?」
「文句を言いにきたの!一体春樹に何ふきこんだわけ?お陰でこっちは何度もイカされ……」
「わー!ちょっと待った!中入って話そうか!」
隆弘兄は私の口を塞ぐと慌てて玄関に私を招き入れた。
ソファに座るように促され腰かける。