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幼遊戯
第4章 夏休み~春樹~
じりじりとアスファルトが灼けるこの季節、みなさんはいかがお過ごしですか。

俺は今、外のアスファルトに負けないくらい過酷な状況にいます。

「ねえ、春樹。これをお湯に入れればいいの?」

「はい、はい。それでよござんすよ」

「何その言い方。ちゃんと聞いてんの?」

「聞いてるよ。お湯に入れてこうやって混ぜんの」

俺は半ばやけくそでローションとお湯をまぜていく。

程なくしてぬるぬるしたローションが俺の腕に絡みついた。

「わー!おもしろーい!」

誰だ、こいつにローションなんかあげた奴は!

俺に恨みでもあんのか?

三角ビキニを着て、ローションと戯れる夏海。

いやいやいや。

マジで拷問でしょ。

彼女になってれば天国かもしんないけどさ。

「ぬるぬるしてるー!」

あの春休み以来、俺と夏海は気まずくなることはないにしても、これといって進展することもなかった。

夏海が恋愛にあまり興味を持ってなかったのは知っていたし、俺と夏海の間に入ろうなんてやつもいなかったからそんなに俺も焦ってなかったのもあると思う。

あんまりのんびりしてると、とは隆弘に言われたことはあるけど。

「これさー、どうやって使うの?」

「……夏海で試していいんなら教えるけど?」

「いいよー」

無防備すぎだろ、お前は!

マジで相手が俺じゃなかったらヤられてるわ。


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