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幼遊戯
第8章 冬休み~隆弘~
「あーもう!どうなっても知らねえぞ!」

すっかり暖かくなった部屋で俺は上着を脱いだ。

シャツも脱いで上半身裸になる。

すでにこてん、と横になっていた遥香を仰向けにした。

「こんなんで喪失したら絶対後悔すんのに」

髪を撫でながらぽやんとした遥香を見下ろす。

俺の気持ちなんか知りもしないで遥香は幸せそうに笑うだけだ。

俺は遥香のブラを外すと鎖骨の辺りにキスをした。

徐々に下へと移動し、膨らみの辺りをなぞる。

「んっ」

初めて触れる遥香の肌。

たくさんの女の子を相手にしてきたくせに、若干手が震えているのが自分でも笑えた。

膨らみを丁寧に舐め、時折紅い花を咲かせる。

その度に遥香が悩ましげな声を出した。

「たかひろぉ」

「何?」

「ちゅーしよ?」

あー、そういえばキスしてなかったな。

っつうか、どんだけ俺がっついてんの。

両手を遥香の頬に添える。

遥香がうふふと笑いながら

「わーい、これでぇ、わたしのはじめてはぁ、ぜーんぶたかひろだよぉ?」

そう言って目尻から涙を流した。

胸が詰まり、つられそうになる自分を抑え遥香の唇に触れる。

柔らかな感触を味わうだけの軽いキスの後、半開きになっていた唇を割り舌を差し込んだ。


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