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幼遊戯
第8章 冬休み~隆弘~
部屋に入ると、遥香をベッドに座らせた。

暖房をつけ部屋を暖める。

「って、おい!」

酔いざましも兼ねて飲み物を持ってきた俺を待っていたのは、下着姿の遥香だった。

「らってぇ、あついよぅ」

おいおいおい、マジかよ。

そういえばあいつこれからもっと気持ちよくなるからって言ってたよな?

こういう系のもん飲ませたのかよ!

挑戦者が遥香に何をしようとしてたのかリアルに想像できて、はらわたが煮えくり返りそうだった。

「たかひろぉ、してくれるって、やくそくしたよねぇ?」

……俺としたわけじゃねえけどな。

「あーマジかぁ」

したくないわけじゃない。

むしろするつもりだったし。

けどそんな異常な状態の遥香とヤるのには抵抗がある。

だってこいつ初めてなんだよ。

初めてがこんな状況とか可哀想すぎんだろ。

「たかひろぉ、したいよぉ」

これは今まで遥香をないがしろにしていた罰なんだろうか。

神様が俺を試しているとしか思えない。

本能、というより煩悩が俺に押し迫る。

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