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狙われた美人妻〜魔辱の姦計
第6章 酔い潰れた夫
足音が近づいてきて、やがて両手に持ったお盆に瓶ビールとコップを載せた中年の女性が現れた。綺麗にセットされたウェーブのある茶色の髪、少し化粧が濃いが美人だ。黒いノースリーブのワンピースから覗いた二の腕の、肌の白さが色っぽい。
ローテーブルの上にビールの瓶とコップを並べ終えると、志津香を見た。軽く会釈をして背を向けた。
「さあどうぞ」
下島が瓶ビールを差し出してくる。注いでくれるつもりのようだ。よく冷えているらしく、瓶の外側に汗をかいている。
「いえ。部長。あのう。今日、伺ったのはですね」
志津香の横で夫が困惑していた。怒っていると聞かされていた下島から、まさかこんなに歓迎されるとは予想していなかったのだ。
「いいから。飲みなさい」
「で、でも」
「志津香さんもどうぞ。飲めるよね。昔、社の宴会で一緒に飲んだよね」
「…はあ」
志津香も戸惑いを隠せなかった。下島へ謝罪する夫をサポートするつもりでやって来たのに、激怒しているはずの相手は、笑顔を浮かべながら冷えたビールを注いでくれようとしている。
ローテーブルの上にビールの瓶とコップを並べ終えると、志津香を見た。軽く会釈をして背を向けた。
「さあどうぞ」
下島が瓶ビールを差し出してくる。注いでくれるつもりのようだ。よく冷えているらしく、瓶の外側に汗をかいている。
「いえ。部長。あのう。今日、伺ったのはですね」
志津香の横で夫が困惑していた。怒っていると聞かされていた下島から、まさかこんなに歓迎されるとは予想していなかったのだ。
「いいから。飲みなさい」
「で、でも」
「志津香さんもどうぞ。飲めるよね。昔、社の宴会で一緒に飲んだよね」
「…はあ」
志津香も戸惑いを隠せなかった。下島へ謝罪する夫をサポートするつもりでやって来たのに、激怒しているはずの相手は、笑顔を浮かべながら冷えたビールを注いでくれようとしている。