この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
狙われた美人妻〜魔辱の姦計
第2章 美しき人妻の憂鬱
品のある美人の志津香は男性社員たちの目を引いた。しかしその美貌ゆえに近寄りがたい雰囲気があり、意外にも恋愛経験は少ない。隼人と出会う以前に本気で好きなった相手はわずか一人という、その見た目からは誰も想像できないだろう。
そして今の夫以外に、唯一、志津香が体を許した男が、変わった性癖の持ち主だった。好きだったら彼の言いなりになった志津香だったが…その記憶は、平和な家庭を持った今の彼女にとって、忘れたい過去として、志津香の心の奥深くに封印されている。
人知れずそんな過去を持つ美貌の新入社員に邪な目を注いでくる輩がいた。当時の上司だった下島という男だ。何度もしつこく言い寄られてそのたびに拒否した。相手の男が上司であるのを遠慮して、セクハラ被害を受けていると会社へ訴えなかったのは、今思えば失敗だった。そして当時は課長だった下島は今は部長に昇進し、夫の上司になっている。
「はあ…」
会いたくないわ。
美しい人妻は、再びため息をついた。
そして今の夫以外に、唯一、志津香が体を許した男が、変わった性癖の持ち主だった。好きだったら彼の言いなりになった志津香だったが…その記憶は、平和な家庭を持った今の彼女にとって、忘れたい過去として、志津香の心の奥深くに封印されている。
人知れずそんな過去を持つ美貌の新入社員に邪な目を注いでくる輩がいた。当時の上司だった下島という男だ。何度もしつこく言い寄られてそのたびに拒否した。相手の男が上司であるのを遠慮して、セクハラ被害を受けていると会社へ訴えなかったのは、今思えば失敗だった。そして当時は課長だった下島は今は部長に昇進し、夫の上司になっている。
「はあ…」
会いたくないわ。
美しい人妻は、再びため息をついた。