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トライ アゲイン
第9章 目覚めの時

安祐美は大胆にも
今日出会ったばかりの男を部屋に招き入れた。

互いにシャワーを浴びて
濡れた体のまま…

「ね、私、本当はこんな淫らな女じゃないのよ」

彼の車に轢かれそうになってからまだ数時間…
なのに互いの裸を見せあって
事もあろうか自分の部屋でセックスをしようとしている。

当然、彼だって男なのだから
このようなシチュエーションになればセックスを求めていた。
安祐美の腕をつかみ引き寄せる。

「あっ、ちょっと…だめ…」

心からの拒否の言葉ではない。
その証拠に彼に唇を塞がれると
安祐美は自ら舌を絡ませてゆく。

「なんか今日、わたし少し変…」

「僕だって…いつもの僕は、こんな狼野郎じゃないんだよ…でも正直に言うよ…
君とヤリたい…お願い、一回だけでいいから…」

「一度だけで終われるのかしら?」

ああ…どうしてこんなセリフを言ってしまうのかしら…

安祐美の発言に彼の男の部分に火がつく。
もはや、やりとりなど、もう必要なかった。

安祐美のうなじ、胸、乳首へと
彼は舌で舐めまわしてきた。

「お願い…乳首…噛んで…」

安祐美の望み通りの強さで彼は安祐美の乳首を噛む。

「あっああっ…あっあっあああ~あぁっああっ!」

自然と安祐美の口からは喜びの声が漏れる。

「どんな風に抱かれたい?」

「あなたの望み通りにお願い…」

きっと彼ならば安祐美の思い描くセックスをしてくれる。
まるで付き合いの長い恋人のように
お互いの肌が馴染んでいた。

「じゃあ…最初は後ろから…」

安祐美の背後に回り、張りのあるお尻を見ながら
彼は安祐美の腰を押さえて思いきり突き入れてきた。

「あああ~ああっ…くっ…
あっ…ああ~…っいい!…あああっ…いっ、いい~!!」

安祐美は、ただの性欲にまみれた女に変貌する。
バックのまま、ハメたまま彼がベッドに腰を降ろす。
そのまま背面座位の体位で下から突き上げてくれる。
背後から腕を前に回してきておっぱいを揉まれた。その手に自分の手を重ねて安祐美も胸を揉みまくる。
もう安祐美は、完全に彼に体を預けて感じまくった。
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