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誰にも言えない!
第5章 本当の気持ちは?


「七海…?」




ぼうっとしている私によしくんが声をかける





「あ、ごめん、行こっか」






(最後に、未練を残さないために

聞いてもいいよね、これくらい)






私はそう思い

階段をゆっくり降りながらよしくんに尋ねた





「あのさ・・・」






「ん?」






「いつも、先生にどこで勉強教えてもらってるの?」








(演習室だよね?

これでもう、未練なんてなくなるんだから

自分だけじゃないって分かれば…)















「職員室の横の机のとこだよ?」













「え…?」









「みんなもそうだと思うよ?

同じ学年のやつも結構いるし…」






(そんな…)






「え、みんなそうなの?」






「そうだよ

どうした?何かあるの?」





「う、ううん、何にも」








(みんな演習室じゃないってことは…



私だけなの?)







今まで心の中で少しだけそうだったらいいなって
期待していたこと




だけど今は
そうであってほしくなかった




(これじゃあ、すっきりできないよ)




心の中にもやもやしたものが生まれた





(それに、どうして私だけ特別にしてくれたのに

あんなに冷たくしたの?)





先生のこと考えないように決めたのに


私の気持ちは大きく揺れていた






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