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誰にも言えない!
第6章 内緒の関係


「これが一番よかった気がする…」



着替えが終わって試着室を出て
私達は文香の選んでくれた白の下着と私の選んだピンクの下着とで迷っていた




「白い方が清純な感じで良いよ!」




「でもこれ、可愛すぎない?」




文香が勧める白い下着は一面レースで私に本当に合うのか心配になった




「下着ぐらいはこれくらい可愛くても大丈夫!」




「うーん、それなら…」





文香の押しに負けて
結局文香の選んでくれた下着に決めた




「じゃあショーツはこれね!」





「え゛!?」






文香の選んでくれたショーツは
フレアショーツでとっても可愛かった

だけど後ろを見ると
全面レースで肌が透けて見える



「これはちょっとセクシー過ぎない?!」




「いいのいいのブラが可愛いんだから!」





そういって無理やりレジまで持っていってしまう




(大丈夫かなぁ…)





少し心配になりながらも
結局私はそれを買うことになった







それから他にもいろいろ買い物をして
食事をしてその日はとても楽しくすごした


文香の彼氏の話も聞いてドキドキもした




やっぱり刺激的なこともあるんだと実感した







「大丈夫大丈夫

そんなに心配しなくても先生は大人なんだから
優しくしてくれるって」




私の緊張を解くように言ってくれる文香





「大丈夫だよね…」





「大丈夫!嫌なことがあればちゃんと言えばいいからね!」





「うん!ありがと」





「じゃあ明日は楽しんで」




文香はにやけながらそう言って電車を降りて行った




(でもやっぱり、緊張する…)



電車の窓から文香に手を振りながら
緊張する胸を落ち着かせていた



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