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誰にも言えない!
第6章 内緒の関係
「…んっ!」
先生は何度も何度もついばむようにキスを繰り返す
貪欲に私を求める様に…
「…はぁ‥、せん、せ…」
息が出来なくて苦しいのに
それが嬉しい
だけどまだ私の欲は収まらなくて…
先生の首の後ろに腕を回して抱きつくように
体をぐっと伸ばし先生にキスを返す
「…っ、七海」
私の行動に驚いたのか、
先生は目を大きく開いて私を見る
「…もっと、先生と‥キス‥したいんです…」
普段ならそんなこと恥ずかしくて言えないのに
今は気持ちが素直に言葉に表れた
「七海…」
先生は私の言葉に目を細め、頬を赤く染めた
「…ん、せんせ…好き、です…」
何度も繰り返されるキスの合間に
私は必死になって伝えた
「…ん、俺も、好きだよ」
先生もそれに応えるようにキスの合間に吐息に交えて囁いた