この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
彼女はボクに発情しない
第12章 夏の初めの多重旋律
☆☆☆
困ったことになった。
二日経ってもまともに陽太の顔が見れない。

あのとき、『まだ発情している』と言ったのは確かに嘘だったのだが、昂ぶっていたのは本当だった。勢い、というか、普段よりも大胆になっていたのだと思う。その勢いでキスをしてしまったものだから、恥ずかしいやらなんやらで、結局あの日は、夜、全く眠れなかった。

大体、陽太がいけなんだ・・・。
あんな場面で、あんな・・・あんな・・・言葉・・・

『奏が大事だから』

思い出して、また赤面してしまう。一応、今日の朝は普通にできた、と思う。陽太に変に思われていないか心配だったけど、陽太もいつものように少し離れてついてきてくれていた。

終業式も滞りなく終わり、帰りの時間。
また、陽太の周りは人だかりだ。

補習になった、ならなかったで、男子三人が話してる声が聞こえた。
あ、陽太も補習になったんだ。・・・え?2つも?

『合宿』、次はもっと、頑張らなきゃ。
/274ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ