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彼女はボクに発情しない
第15章 組曲:夏の夜の願い ”秘密の森”
☆☆☆
な・・・に・・・あれ?

心臓が痛いくらいに強く打っている。腰が抜けたようになり、大きな木に背中を預けてしゃがみこんでしまう。

一瞬、借りてきた浴衣が汚れちゃう、という思いが頭をよぎるが、目の前で繰り広げられた事柄のショックの前ではそれも吹き飛んでしまった。

四宮さんが、高山くんの・・・お・・・おちんちんを?
それで、高山くんは四宮さんのおっぱいに吸い付いて・・・それでそれで・・・。

あまり性の知識がない私とは言え、二人が何をしていたかくらいはわかる。
高山くんが四宮さんのアソコに指を入れて・・・イカせていたのだということくらいはわかる。

口の奥の奥まで太い高山くんのおちんちんを咥え込み、愛おしそうにしゃぶる四宮さんの横顔、
月明かりの下、高山くんの精液を口の端から垂らしながら微笑む四宮さんの表情、
快楽に打ち震える四宮さんの声、
愛おしそうに四宮さんを愛撫する高山くんの様子、
その全てが頭にこびりついて離れない。

びっくりして声が出そうになるのを、両手で口を押さえることでなんとかこらえる。
お腹の奥がじゅんじゅんする。身体が火照って、とてもじゃないけど、すぐに動くことはできない。ちらっと見ると、月が雲に隠れてよく見えなくなったが、二人はギュッと抱き合っているようだ。

心臓の鼓動がうるさいほど耳につく。ルリが待っている。動かなくてはと思うが、その思いとは裏腹に身体は凍ったように動かなかった。

青い森の中。見知らぬ世界に触れたような気がして、震えが止まらなかった。
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