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彼女はボクに発情しない
第24章 青嵐の序曲
そのうち、もどかしげにショーツを脱ぎ捨てると、片膝を立て、今度は乳首を弄っていた右手を秘唇にあてがうと、ためらうことなく指を二本ずぶりと挿入した。

「ああん♡」

白い喉をのけぞらせてあえぐ。そのまま右手の指をゆっくり出し入れしつつ、左手にたっぷりついた自分の愛液をべろりと舐め取る。舌を大きく出して舐め取るその様子はものすごい淫らだった。

「あーっ♡・・あーっ」と指を大きく出し入れするたびに余裕のない嬌声をあげる。
私は瞬きも忘れ、その淫靡な光景に見入っていた。

「陽太ぁ・・・もう・・・ダメ・・・私・・・オマンコだめなのぉ・・・陽太の・・・陽太のちんぽ・・・ああ・・・お願い・・・挿れてぇ・・・早く・・・来て、来て・・・」

ゴクリと喉が鳴る。目が離せない。

これが・・・これが奏ちゃんの『発情』・・・なの?

思っていたのと全く違った。いつもの清楚でちょっと勝ち気な奏ちゃんとあまりにも違いすぎる。淫猥で、蠱惑的で、エロティックだ。オマンコだなんて・・・ちんぽだなんて・・・そんなエッチな言葉を奏ちゃんが言うなんて・・・。

目を閉じて、左足を椅子の上に、右足をだらりとしたまま、右手の中指と薬指をずぶりと挿入し、一心に中をかき混ぜるようにいじくりまわしている。快感からか、唇からはつつーっと粘り気のあるよだれがたれている。

すごい・・・。すごい・・・。気持ちいいの・・・?奏ちゃん・・・。

いつの間にか、私のアソコもジュクジュクと女の子の液を吐き出し始めていた。
目が大きく見開き、心臓がうるさいほど強く打っている。呼吸をするのも忘れてしまいそうなほど、それほどのいやらしい光景だった。

「ああ・・だめ・・・イケない・・・これじゃあイケないよ・・・。苦しい・・・切ないよぉ・・・。イカせて・・・奏をイカせて・・・お願い・・・お願い・・・」
頭を振り乱しながら奏ちゃんが悶えだす。アソコからはとろとろと愛液が滴り、太ももまでベッチョリと濡れている。自分がオナニーをしてしまったときも、こんなには濡れなかった。彼女の感じ方がいかに常軌を逸しているかがうかがえる。

それでも、イクことができない?
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