この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
彼女はボクに発情しない
第24章 青嵐の序曲
「ふあああ♡」

突然、感じたことがない快感が背筋を這い上がる。何をされているのか分からない。
え!?
な・・・舐められている?あ・・・アソコを、口に・・・

奏ちゃんはべちゃべちゃに唾液で濡らした口で、私の陰唇をぱっくりと咥え込み、吸ったり、転がしたりしているようだ。
頭の先まで突き抜けるような快感にゾクゾクする。

「ふああ・・・あああ!あああん♡」
自分の口から聞いたことがないような声が出てしまう。
チュッと何かが吸い上げられる。
ひゅんと身体が浮かび上がるような感触が突然襲う。
腰の中、お腹の中を直接グリグリとかき回されているようなきつい快感。

なにこれ?なにこれ!?

後から知ることになるが、この時、私はクリトリスを吸い上げられていたのだ。しかし、まだ性に対してあまりにも無知な私は、この性感の正体が分からず、ただただ翻弄され、悶え、喘ぎ、奏ちゃんの頭を掻きむしるようにすることしかできなかった。

「いやあ・・・ダメ・・本当に・・ほんと・・・うに・・・もう・・・おか・・おかしくなる・・・身体・・・私の身体・・変になるっ!!!」

初めて襲いかかるクリトリスに与えられる大量の性感が、私の脳髄を揺さぶってくる。未知の快感が身体の奥、子宮から沸き起こってきて大波になって、体全体を覆い尽くす。

ゾクゾクゾク!と背筋を震えがあっけ上がったかと思うと、びくんと腰が跳ね上がった。体の奥から湧き上がる体験したことがない、大きな波に全身が押し流されてしまう感覚。自分の身体が芯から変わるような、怖さにも似た快感。

「いや・・・いや!・・だ・・だめ・・・変・・・なんか・・・来る・・・来ちゃう・・・いや・・・こな・・・あああああああ!!!!」

バチンと頭の奥で何かが弾けるような感触がして、目の前が真っ白になる。
体全体が無重力に浮き上がり、その真っ白な空間に解けてしまうような感覚・・・。

あああ・・・・あ・・・

のけぞって口を開けるが、言葉にならない。呼吸もできないほどの、強烈な感覚が私の身体を駆け抜けた。

気がつくと、身体を弓なりにしてものすごい力を入れていた。足の先までピンと伸び、時折、あらぬところがピクピクと痙攣した。
/310ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ