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彼女はボクに発情しない
第30章 交響曲 ”彼女はボクに発情しない”
ちょうど、今はお昼。窓の外には眩しい太陽が光っていた。
そっと日向に寄せ書きを置いてみた・・・が、何も変化はない。
「Doesn't it mean that you should shine the sunlight through the paper?(透かしてみろってことかしら?)」
エミリエが言う。
こんな厚紙、透けるのだろうか?
半信半疑ながら、太陽に透かしてみた。
「Wow! We can see the letters! Kanade! Your friend is amazing!(おお!文字が見えるよ!奏!あなたのお友達、すごいね!)」
なんと書いてあるか、分からないけど、たしかに縦書きの文字が見えた。
「This paper seems to be double-layered. Look! it looks like it's going to come off here.(この色紙、二重になっている。ほら、ここから剥がれそうだよ)」
エミリエが示した場所からシールみたいに剥がれるようになっていた。慎重に、慎重に剥がしていく。
「Wow! It's wonduful!!(わあ!すごい!)」
そこに現れた手紙は、私にとって、生涯大切なものになった。
そっと日向に寄せ書きを置いてみた・・・が、何も変化はない。
「Doesn't it mean that you should shine the sunlight through the paper?(透かしてみろってことかしら?)」
エミリエが言う。
こんな厚紙、透けるのだろうか?
半信半疑ながら、太陽に透かしてみた。
「Wow! We can see the letters! Kanade! Your friend is amazing!(おお!文字が見えるよ!奏!あなたのお友達、すごいね!)」
なんと書いてあるか、分からないけど、たしかに縦書きの文字が見えた。
「This paper seems to be double-layered. Look! it looks like it's going to come off here.(この色紙、二重になっている。ほら、ここから剥がれそうだよ)」
エミリエが示した場所からシールみたいに剥がれるようになっていた。慎重に、慎重に剥がしていく。
「Wow! It's wonduful!!(わあ!すごい!)」
そこに現れた手紙は、私にとって、生涯大切なものになった。