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彼女はボクに発情しない
第8章 北風と太陽による諧謔曲
泣けてきた・・・?
そう言えば・・・。あのとき!キスした時・・・。奏は泣いていた。
まさか・・・まさか・・・

『私が発情した隙をついて、唇を奪おうなんて・・・。誰がそこまで頼んだ!?
 もう、陽太には期待しないわ。』
イメージの中の奏が鬼舞○無惨よろしく、ボクを睥睨する。
『ああ・・・もう少し、もう少しだけ猶予を・・・次は必ずや!』
平伏し、命乞いをするボク。
『なぜ私が貴様に猶予を与えねばならん?』
冷ややかな目とともに、ボクの首は・・・や・・・やめてくれぇ・・・!

「陽太・・・味噌汁こぼれてるぞ」
あまりの絶望に、味噌汁の器が傾きすぎ、食卓にこぼれた。

「陽!さっきから何ぼーっとしてるのさ」
「陽太〜?」
「こら!陽太!!」

家族中から、怒られた。
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