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人妻デッサン~絶頂に導かれた絵理奈
第15章 エピローグ
「絵を専攻してるの?」

「ええ。まだ1年生なんですけど」

「そう。とても上手よ」

「あの・・・・・、絵がお好きなんですか?」

若者の質問に、人妻は少し考えた後、意味深な笑みを浮かべた。

「ええ、好きよ」

「どんな絵が好きですか?」

「そうね・・・・・、絵を描くというよりも、描かれる方がいいかな」

「えっ、モデルさんなんですか?」

「そんなことはないけど・・・・、でも、誰かに描いてもらうのって、とても好きなの。何だか、自分が知らない自分に出会えるような気がして」

「自分が知らない自分・・・・・・」

人妻は少し自分が喋りすぎたと感じていた。

「ごめんなさい、お邪魔しちゃったわね。頑張ってね」

立ち去ろうとする人妻に、若者が思い切って声をかける。

「あの・・・・・・、モデルになってもらえませんか?」

「えっ?」

「僕のモデルになってください・・・・・・・」

人妻は驚いたように、そこに立ちすくむ。

そして、しばらくの後、美しい笑みを浮かべて答えを返した。

「いいわよ」

「ほんと?」

「ええ。モデルになってあげる」

佐々岡絵理奈は、若者を見つめながら、肉体が疼き始めているのを感じた。

手にしていたバッグを開き、そこに隠してあるものをそっと見つめる。

原島の引越し荷物から、密かに持ち出したもの。

絵理奈に本当の快感を教えてくれた、1本の絵筆がそこにある・・・・・。



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