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人妻デッサン~絶頂に導かれた絵理奈
第1章 出会い
「もう、こんなきれいな妻を放っておいて・・・・・・」
愚痴の一つを言いたくなるのも無理はない。
結婚後、夫、雄一は毎晩帰りが遅く、週末さえもろくに家にはいない。
とにかく忙しすぎるのだ。
それに、付き合いと称して、結構遊んでいるようにも思われる。
雄一は実家が裕福で、絵理奈との新居も彼の実家の援助で用意された一軒家だ。
夫は妻に外で働くことを許さず、専業主婦でいることを命じている。
「お金は心配ないよ、俺の親父もまだ働いてるし。絵理奈は、家で主婦をしていればいいさ」
古風な考えを持っている夫は、絵理奈が外で働くことを希望しても、断り続けていた。
それは、妻が別の男と出会うことを恐れているような態度にも思えた。
それが絵理奈には嬉しくもあり、しかし、窮屈でもあった。
学生時代や会社時代の友人たちは、皆、自由な生活を満喫している。
自分より遅く結婚した友人が、最近出産したとの知らせも受けた。
絵理奈も子供は早く欲しかった。
なのに、夫は最近ではもう抱いてさえもくれないのだ。
「あ~、いったい、何なのかしら、私の人生って・・・・・・・」
午前零時を過ぎても、夫はまだ帰宅しない。
1人、アメトーークを観ながら、今夜もまた、絵理奈はただ居間に座っているだけだ。
愚痴の一つを言いたくなるのも無理はない。
結婚後、夫、雄一は毎晩帰りが遅く、週末さえもろくに家にはいない。
とにかく忙しすぎるのだ。
それに、付き合いと称して、結構遊んでいるようにも思われる。
雄一は実家が裕福で、絵理奈との新居も彼の実家の援助で用意された一軒家だ。
夫は妻に外で働くことを許さず、専業主婦でいることを命じている。
「お金は心配ないよ、俺の親父もまだ働いてるし。絵理奈は、家で主婦をしていればいいさ」
古風な考えを持っている夫は、絵理奈が外で働くことを希望しても、断り続けていた。
それは、妻が別の男と出会うことを恐れているような態度にも思えた。
それが絵理奈には嬉しくもあり、しかし、窮屈でもあった。
学生時代や会社時代の友人たちは、皆、自由な生活を満喫している。
自分より遅く結婚した友人が、最近出産したとの知らせも受けた。
絵理奈も子供は早く欲しかった。
なのに、夫は最近ではもう抱いてさえもくれないのだ。
「あ~、いったい、何なのかしら、私の人生って・・・・・・・」
午前零時を過ぎても、夫はまだ帰宅しない。
1人、アメトーークを観ながら、今夜もまた、絵理奈はただ居間に座っているだけだ。