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第6章 約束

始めてな隼人には、夫と違い夏生の様子をうかがい呼吸を整えることをさせる余裕等なかった。

刺激を受け膨らみ硬く成った肉芽にコリコリとした感触を舌先に感じながら隼人が舐め上げる。

身悶えるとブラジャーの中で硬く息ずいた乳首が布に擦れ、むず痒さを覚える。

ブラジャーを外さず陰部だけを舐め上げられ愛撫されたことのなかった夏生に、かつて経験したことのないような刺激を与えた。

興奮し硬さを増した肉棒を隼人が布団に擦り付けザラザラとした感触を覚え、気持ちいいとは想えなかった。

先日、隼人が夏生の愛液と想えるまだ乾き切っていないパンティでオナニーをした時の気持ち良さはなかった。

隼人に硬くした肉芽を舐め上げられたり吸い込んだりされ夏生を徐々に頂上へと追い込む。

「…ああっ……うんはあっ……はあっ……逝きそうっ……」

あられもない声を上げ夏生が喘ぐ。

舐めたり吸い込んだりと隼人に教えてたのは夏生だったが舌の動きが徐々に加速しチロチロと舐め上げられ最早、夏生は限界だった。

「ああああ……ああっ……いいっ……イクっ……ああああっ……」

内腿の皮膚がプルプルと震え出し、それが全身へと心地良い痺れを伝え大きく夏生は仰け反り頂上に達し体がピクピク跳ねた。

隼人には夏生に何があったも驚いても止めないでと教えてあった。

夏生が激しく逝ってたことを隼人は知らなかった。