この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
love is over
第8章 哀愁

もう直ぐ隼人の高校が夏休み入る。

そんな気持ちが夏生を急き立てスマホと毎日、にらめっこし隼人に食べさせる料理のレシピを探し続けてた。

栄養価が高く食べ易く、夜中に食べても消化し易い料理をあれやこれやと考えながらスマホの画面を食い入るように見ていた。

「ありゃ…、夜食は低カロリーで消化の良い物って…?」

鯖の味噌煮とかバナナあと、ココアを牛乳で飲むと脳が活性化されるとは書いてはあったが夏生には、これと言いピント来る物が見付からなかった。

一番、大事なのは朝食を食べることで、納豆とかブロッコリーサラダとか、ほうれん草、青魚、それに豚肉を使った味噌汁も良いとは書かれてあったが具体的なレシピはなかった。

隼人と約束した当初、夏生はピザとかケーキとかを考えてたが、それらが良いとは書かれてなかった。

「どうしよう…?」

今更ながら隼人と約束してしまったことを悔やんでた。

「青魚って…夜食に?」

うどんは消化が悪いから、ソバが良いとも書いてあった。

「考えれば考えるほどに難しいと想った。

栄養価も大事だけど、隼人が何を食べたいのかを聴いておく必要があるのではと夏生は想っていた。

これまで朝食や夕食でどんな料理でも隼人は毎食、完食してくれてたので好き嫌いはないようにも想えた。

「でも…」私に好かれるために無理をして食べてたようにも想え、好き嫌いがあるのかが夏生には確信がなかった。
/117ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ