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愛玩妃〜陛下の命令は絶対です〜
第1章 嫁ぎ先は大国カルディア

まとめた手首を縛るリボンはベッドの上にあった金具に結ばれた。

「へい、か…!なにを、なさるのです…!」

何も説明しないまま、今度は足に手を伸ばされる。

下着だけを身につけた私は、この状況に泣きたくなった。

こんな…こんな辱めを受けるなんて信じられません…!

逃げ出したくてもなぜか体は動かない。

今度は足首に結ばれたリボンを
器用にベッドの天蓋にするすると通していく。

複雑に絡み合う漆黒の柔らかいリボン。
私の足首や太ももをそれぞれくぐらせてある。
一体どうしたいのか、それは最後に彼がググッと
リボンを引いた時にわかった。

「よし、できたな」

私はベッドに磔にされたようになっている。
いつか見た蝶の標本のように。
足は大きく開いた状態で宙に浮き、
男性に晒すはずのない場所が見えてしまっている。

なんて、恥ずかしい格好なの…!!

「仕上げはこれだ。」

彼は黒い幅の広いレースを取り出した。

それを私の目を隠すように結びつける。

「いやっ!やめてぇー!!」

こんな状況で視界まで奪われる。

はぁっはぁっはぁっ

怖い。

なぜ、陛下は何も言わないの?

はぁっはぁっ

自分の呼吸だけが大きく聞こえる。


「よし、入ってきていいぞ、お前ら」



「ぇ…?」


信じられないことを、今…。

そして、微かに聞こえる柔らかな絨毯を踏みしめる音が複数人分。

そんな、いや、どうして


「ぇ、あ、いや、どうしてっ。
へいかっお願いです!解いてくださいっ」

喚く私と、リボンが締まり、ギッと言う音が鳴る。

くちゅ


その時、水音が聞こえた。


な、んのおと?


その後は、複数聞こえる。


レースの隙間からかろうじて、見える。

陛下、座って…あと、あとふたり?

おと、このひと?

くちゅっくちゅ

…はぁっ


椅子に座った陛下と、その両脇に膝立ちになった男性2人。

ひとりと、キスをしている…?

もう1人は…、陛下の手を舐めて…

「な、にを…」

目の前で薄く見える光景に理解が追いつかない。


「こらこら、ふたりとも。アウラにも説明してやらないとな」

「はぁっ、はい…ご主人様…」

「2人ともこっちへ」

そういうと、3人がこちらに歩いてくる。

「…な、いや!こないで…!!!」

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