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エリート妻色情飼育
第93章 第二章 専属秘書
代わりに、白羽の矢が裕子に向かった。

切れ者の裕子は裏の顔である「特別秘書課」の主任秘書にはまさにうってつけであった。
息子の悟から聞いている、彼女の才能と男性をしのぐ努力には感心を抱いていたのだ。

息子の悟と共に秋元グループを裏から支えるキーパーソンとして、どうしても必要な人材であった。

有能な男性秘書はいくらでもいた。
だが彼等にも野心があり、自分たちの裏の弱みを見せればつけ込まれるリスクがある。

その点、安藤早苗のような献身的な愛情を持ってくれる女性は必要不可欠なのだ。
裕子にも是非、引き継いでもらいたいと期待している。

だが、裕子には早苗には無い唯一の欠点があった。

美しすぎるのだ。

プロポーションも抜群で、そこらの女優など霞んでしまうほどだ。
早苗は容姿もスタイルも良かったが、手を出すことを我慢することはできた。

いや、それも嘘だろう。

幸造にとっては魅力的な秘書を抱きしめたい衝動は数限りなくあったが、妻の苦い思い出から決して恋はしないと心に決めていた。

裏切られることも辛いが、情のもつれで早苗を手放すことも怖かった。
このまま仕事だけの関係を続けることにしたのだ。

それと、もう一つ。
早苗に幸造が手を出せない理由がある。
それは、後ほど判明する。

話を戻そう。

裕子は早苗以上に魅力的だった。
歳も若い。

幸造が趣味で採用する水商売上りの秘書等、問題外なほどの魅力があり、のめり込みそうで危険だった。

それでも。

幸造は裕子を専属秘書として人事異動させた。
早苗に変わる秋元グループの裏の秘書として。

そんなことも知らず。
裕子は早苗の言葉を、固唾を飲んで待っていた。

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