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エリート妻色情飼育
第125章 第三十章 父の想い
『大好き・・大好き、悟様ぁ・・・』
自分にした同じ言葉を息子に捧げる裕子がいじらしい。

『あぁ・・ああぁー・・・』
のけ反る天使の反応にホッとする。

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裕子入社3年目「秘密の部屋」
20●0年3月28日 PM5:30

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悟とのセックスで快感に震える裕子の姿を、幸造は口元を緩ませて見ていた。

息子の想い人と交わった興奮の後、不安が残った。
三年の間、二人は思い合っていたらしい。

幸造にしても、母の苦い記憶に恋愛恐怖症のようになっていた息子の初めて恋を祝福したのだが。
いくら早苗の突飛な行動が発端とはいえ、裕子とセックスすることになるとは夢にも思わなかったのだ。

『大好き・・大好き、幸造様ぁ・・・』
抱きしめ合いながら想いを自分に向かって投げる裕子に嬉しさと興奮を覚えたが、冷静に考えると自分の犯した罪が重く心にのしかかった。

調子に乗って裕子にテクニックを駆使して調教じみた真似をしてみたものの、予想以上の変貌ぶりが息子の初めての恋を壊してしまったのではないかと苦い想いが込み上げてくるのだ。

『愛している、裕子ぉ・・・』
『愛しています、悟様ぁ・・・』

ギュッと抱きしめ合いながら愛の言葉を囁いている。
交わる二人の姿に心の底から安堵した。
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