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エリート妻色情飼育
第126章 第三十一章 至福の時間
裕子の頭の中は真っ白になっていた。
今、誰にコックを挿入されているかも分からない。

遂、さっきまでは悟と愛し合っていたのに。
今はその父である幸造にオネダリしている。

子宮に届くほどに深く挿入された瞬間。
何も見えなくなっていた。

只、官能の渦に飲み込まれていく。
自分がどこにいるのかさえ、分からなかった。

『いいっ・・いいっ・・・
悟様っ・・いいっ・・悟様ぁ・・・』

隣で早苗も吠えている。
裕子と並ぶようにしてバックから激しく突き上げられている。

『おおぉ・・早苗っ・・早苗っ・・・』
男の声が遠くに聞こえる。

『裕子っ・・裕子っ・・・』
今、突き上げる熱いコックは誰のものだろう。

『ああぁ・・幸造様ぁ・・・』
これは自分の声。

『悟様ぁ・・もっとぉ・・・』
早苗の声が重なる。

『おおお、裕子っ・・裕子ぉ・・・』
だが直ぐに悟の愛おしい声が裕子を貫いていく。

『あああぁ・・・御主人様ぁ・・・』
朦朧とした意識の中で裕子は呼び名を変えた。

これがいい。
これなら、父と息子のどちらでも大丈夫だ。

『いいっ・・いいっ・・御主人様ぁ・・・』
早苗も同じ呼び名を選んだらしい。

そうでもしないと。
この快楽に狂ってしまいそうだったから。

「ゆ、裕子ぉ・・・」
「おネェ様ぁ・・・」

掠れた思考の中、二人は手を繋いだ。
代わる代わる貫く男達の快感を受け止めながら。

「凄い、凄すぎるよぉ・・・」
裕子が早苗に瞳を潤ませ、訴える。

「裕子ぉ・・わ、わたしもぉ・・・」
切ない声で言葉を返す。

「あぐぅっー・・・」
深い挿入感に裕子の背中がのけぞる。

「ああっ・・だ、だめぇ・・・」
早苗の泣き声が聞こえる。

「ああっ・・いいっ・・いいっ・・・」
「いやっ・・いやっ・・凄いぃ・・・」

もう、どの声が自分のものかも分からない。
快感が強烈過ぎる。

【ああああああぁ・・ああっー・・・】

やがて二人の絶叫が重なっていくのだった。
体内を駆け巡る熱いザーメンが、誰のものかも分からないまま。
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