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背徳は蜜の味
第20章 人妻その二十 ~リハビリのお手伝いでエッチされて~
骨折した脚に電気治療のパッドが張り付けられる。
「では、今から電気治療を開始しますね」
理学療法士の小村遥が耕平の足元にひざまずいて
優しい笑顔で見つめてくれる。
だが、耕平は遥の顔を見つめずに
屈みこんだ遥の胸元から覗く見事なデコルテを凝視していた。
やがて患部がじんわりと温かくなって
その気持ちよさに射精した時のような間抜け面を彼女にさらしてしまう。
「うふ、気持ち良さそうですね」
「ああ、気持ちいいよ~、これであんたのおっぱいでも揉ませてくれたら言うこと無しだ」
「またまた~、すぐそうやって下ネタを言うんですもの…それってセクハラだって気づいてます?」
「えっ?セクハラ?
本音を言ってもダメなのかい?」
「ええ、もちろんダメに決まってるじゃないですか。あまり度が過ぎると奥さまに言いつけますよ」
「奥さんねえ…あいつ、ギプスがとれてから全然顔を見せないんだからイヤになっちゃうよ」
「たしか、耕平さんご夫婦はマンションの管理人をされていましたよね?お仕事が忙しいんですよ」
あれっ?彼女に管理人をしていると話したっけ?
怪訝そうな顔をしていると、
「あっ、私ね…あのマンションに住んでいるんです
いつもご夫婦で清掃されている耕平さんご夫婦を見て、仲がいいんだな~って羨ましく思ってました」
えっ?あのマンションの住人なの?
いやぁ~、どこかで見かけた顔だとは思っていたけど、そうか、あのマンションに住んでおられるのか…
「じゃあ、ご両親と同居とか?」
「いやですわ…私、童顔ですけど、こう見えても結婚しているんです、だから夫と二人暮らしですけどね」
そう言いながらも、なぜか遥の顔が曇った。